2023年8月28日更新
ちょろとです。1989年から続いている毎年恒例(2020年を除く)の加茂川の鯉のぼり、その数は500匹以上と新潟県最大規模です!
この記事では、イベントでの楽しみ方とおすすめグッズ、「そもそも鯉のぼりの風習とは何か?」など、知って得する情報をまとめました。
加茂川鯉のぼりの写真 (実際に撮影してまいりました)
今年は家族や友人と、「ゴールデンウィーク期間中」に何度か鯉のぼりを見に、加茂川の河川敷へ行ってまいりました。
いずれも休日で、親子連れや学生の方々でにぎわっておりました。
晴れの日に撮影する鯉のぼりもよいですが、雨の日に泳ぐ鯉のぼりを撮影するのもまた良いでしょうね!
加茂川の鯉のぼりを楽しむための、お得な情報6選
鯉のぼりを見に行ってみて「実際感じた楽しかったこと」や「他の人を見てて楽しそうだと思ったこと」、「家族や友人に聞いた楽しみ方」などお得な情報を6つ厳選しました。
ゴールデンウィーク中の「晴れの日」に参加しよう!
2023年の鯉のぼりの開催期間は、4/8(土)~5/24(水)です。
ゴールデンウィーク中(5/3(水)~5/5(金))に、加茂の名店のキッチンカートが、出店されておりました。
明日5月3日〜5月7日から加茂川鯉のぼりが泳ぐ河川敷でかもこいマルシェを行います!
— 永山 光夫 (@0320_kwalk) May 2, 2023
500匹が泳ぐ加茂川鯉のぼりの下でお子様の最高の笑顔に出会えるかも♪#加茂市#加茂川こいのぼり #かもこいマルシェ pic.twitter.com/tfTCXy3dmJ
5/6、7は雨のため中止だったそうなので、事前に天気予報を確認しておくと良いでしょうね。
かもこいマルシェが開催されている、ゴールデンウィーク中の晴れの日に行くことで、加茂の名物を味わいながら、鯉のぼりが満喫できますね。
鯉のぼりフォトコンテストに参加しよう!
このイベントを主催している「加茂川に鯉のぼりを泳がせる会」の公式ホームページで、こちらのフォトコンテストが開催されてますね。
新潟県加茂川を泳ぐ鯉のぼり 加茂川に鯉のぼりを泳がせる会【公式】※2020年の加茂川鯉のぼりは中止です。このページはその鯉のぼりイベントを主催する「加茂川に鯉のぼりを泳がせる会」の公式ホームページです。新潟県加茂市にある加茂川では4月から5月にかけて例年500匹を超える鯉のぼりがかかります。全国でも珍し...
また、こちらの「日本鯉のぼり協会」でもフォトコンテストが開催されておりますね。
日本鯉のぼり協会子供の健やかな成長を願う端午の節句に鯉のぼりを揚げるという日本の文化を継承し、伝統工芸産業の振興を図るために、日本鯉のぼり協会は日々活動を続けています。5月5日の「こどもの日」に限らず、また、日本だけでなく世界に鯉のぼりの文化が広がるよう目...
こちらのフォトコンテストは、「家族」をテーマとしているので、家族で訪れると良いでしょうね。
いずれも参加費無料で、豪華賞品もあるので、見映えの良い写真をフォトコンテストに応募して、優秀賞を狙ってみてはいかがでしょうか?
加茂川鯉のぼりの近くで「撮影」を楽しもう!
加茂川の鯉のぼりは、風が吹いていないときは「ピーンと」地面に対して垂直に伸びているので、とても鯉のぼりを身近に感じられる距離に近づくことができます。
風がないタイミングを見計らえば、このように近くで鯉のぼりとの写真を撮影することができます。
金太郎伝説のように大鯉を捕えるシーンを撮影することもできます!
ただし、展示される鯉のぼりは、各家庭で寄付されたものだったりするので、やさしく扱いましょう!
鯉のぼりコラボ写真を撮影してみませんか?
加茂川鯉のぼりと共にをお花見(チューリップ)楽しもう!
4月の早い時期であれば、鯉のぼりと共に、色とりどりのチューリップが加茂川周辺の花壇に咲いております。
そのため、このようにお花見と同時に鯉のぼりを楽しむことができます。
鯉のぼりとチューリップの色合いが見事ですね。
ただし、2023年のゴールデンウィーク期間に訪れた際は、例年の猛暑によって開花時期が早まったせいか、チューリップがなくなっておりました。
チューリップは暖かいと開花が早まるらしいので、チューリップと一緒に鯉のぼりを楽しみたい場合は、4月上旬あたりに加茂川に訪れる時期を早める方がよいでしょうね。
加茂川の水辺で遊ぼう!(釣りも楽しめます)
加茂川の鯉のぼり周辺の水深は基本的に浅く、水質も比較的綺麗なので、水切りや水遊びなどを楽しむことができます。
このように(赤枠内)、親子連れの方々が水辺で楽しむ様子が伺えます。
ただ、川の中は滑りやすいため、滑りづらいサンダルやレインシューズを用意すると良いでしょうね。
また、鯉のぼり周辺の加茂川橋から昭和橋までは、このように釣りの無料開放区域となっているため、気軽に釣りが楽しめます。
加茂市内河川等の遊漁料について - 新潟県加茂市通常釣りをする際は、遊漁料金を支払う必要があります。加茂市では、加茂川及び下条川の漁業権をもつ加茂川漁業協同組合と...
加茂川では基本的に、「あゆ」に似た魚をよく見かけますが、河川敷を散歩している地元の人の話によると、朝に「大きい魚」を見かけたそうです!
朝釣りをしたら、もしかしたら大物が釣れるかもしれないですね?
最近では、100円ショップでもルアーや釣り糸など、自作釣り竿のための道具もそろえることができ、手軽に釣りが楽しめるので、釣り具を持参してもよいでしょうね。
安全対策をしたうえで、加茂川周辺で釣りや水遊びなどを楽しみましょう!
加茂川の野鳥撮影を楽しもう!
加茂川では、スズメやツバメ、トンビ、ハクセキレイなどの野鳥を撮影することができます。
鯉のぼりを見ているときに、ちょうど「ハクセキレイ」という野鳥が、水生生物を食べに食事に来ていたところを、このように動画に収めることができました。
こちらの動画は、コンパクトデジタルカメラで撮影しておりますが、
ハクセキレイは、「逃げない鳥」とも言われている通り、3メートル付近まで近づいても逃げなかったため、スマホでも綺麗に撮影できるかもしれないですね。
カメラを用意して、野鳥撮影を楽しみましょう!
加茂川の鯉のぼり開催の基本情報
こちらの新潟県公式観光情報サイト「にいがた観光ナビ」で基本的な情報が見ることができます。
加茂川を泳ぐ鯉のぼり「加茂川を泳ぐ鯉のぼり」の情報は「にいがた観光ナビ」で。毎年4月中旬から5月上旬、加茂川の上空を500匹あまりの鯉のぼりが飾られる恒例イベント。平成元年から始まった。 青空の元を色鮮やかな鯉のぼりが泳ぐ姿は壮観で、イベント中は多くの見物客で...
加茂川の鯉のぼり開催期間
4/8(土)~5/24(水)で、開催期間は変更になる場合があるそうです。
加茂市での、鯉のぼり展示の歴史・背景
1989年から、地域を盛り上げたい思いを持った地元有志がゲリラ的に始めたことがきっかけだそうです。
2020年に、30年間続いていた鯉のぼり展示が、初めて中止となり、せめてWeb上で楽しんでもらうべく、Webフォトコンテストが開催されたそうです。
地元愛にあふれた方々に支持されているのがわかりますね。
加茂市で鯉のぼりを集めている
家庭で使わなくなった鯉のぼりを、こちらの「加茂市商工観光課」で集めているそうです。
加茂川を泳ぐ鯉のぼり - 新潟県加茂市入力されたキーワードでサイト内検索 ホーム各課一覧・問い合わせ ■加茂川を泳ぐ鯉のぼり 4月中旬~5月上旬 加茂川...
展示されている鯉のぼりも、おそらく各家庭の思い出の鯉なのかもしれないですね。
加茂川への交通アクセス
- JR信越本線「加茂駅」より徒歩で8分
- 北陸自動車道「三条燕IC」より車で25分
こちらが加茂市街地の公共駐車場です。
加茂市街地の公共駐車場 - 新潟県加茂市
個人的な穴場は、河川敷沿いのパーキングエリアが空いてておすすめですね。
そもそも鯉のぼりの風習ってなんだろう?
こちらの、「日本鯉のぼり協会」で鯉のぼりの歴史が紹介されております。
日本鯉のぼり協会子供の健やかな成長を願う端午の節句に鯉のぼりを揚げるという日本の文化を継承し、伝統工芸産業の振興を図るために、日本鯉のぼり協会は日々活動を続けています。5月5日の「こどもの日」に限らず、また、日本だけでなく世界に鯉のぼりの文化が広がるよう目...
鯉のぼりの歴史的経緯
鯉のぼりの風習は、江戸時代に武士の家で生まれた男の子の出世を願い、「馬印」や幟(戦や目印に使われる旗)を揚げる風習が、一般庶民にも伝わり、縁起物のデザインを旗に描いたものを、揚げることがトレンドとなったことがきっかけだそうでござる。
例えば、両親が息子の欲しがる流行グッズを、記念日にプレゼントするような感じでござろうか?
こちらの写真でも、鯉にまたがる真っ赤な人物(金太郎)が描かれておるが、金太郎は、江戸時代に浄瑠璃(ストーリー性のある音楽劇)や浮世絵(お絵かき)の題材となることが多かったそうでござる。
初期の鯉のぼりは、真鯉(黒鯉)が1匹だったそうでござるが、明治後半から大正にかけて、真鯉と緋鯉(赤鯉)を対で揚げるようになり、昭和30年代の後半に青鯉が加えられ、童謡の「こいのぼり」と共に、現在のように、家族を表現するようになっていったそうでござる。
なにゆえ鯉が使われたのか? というと、その理由が2つあるそうでござる。
- 生命力が強い:226年生きたことで、ギネスブックに認定された鯉がいるそうでござる。
- 中国の「鯉が滝を上りきると龍になる」という「登龍門伝説」から、立身出世(高い官職や地位につき,有名になること。)の象徴だったからだそうでござる
今でもその風習が残っているのは、単に見映えしたり、商業的な地域活性化のためだけではなく、「縁起が良い理由や背景がある」といったことも関係しているのかもしれないでござるね。
日本における鯉のぼりの風習
X(旧:twitter)を確認すると、現代(2023/5/5時点)の家庭で揚げる鯉のぼりは、小さいサイズの鯉のぼりや、鯉のぼりが描かれた旗を、端午の節句(新暦の5/5前後)に飾るのが主流のようでござるね。
大きい鯉のぼりは、このように各地の祭りなどの行事として、5月5日を含む約1か月~2か月の期間にわたって開催されてるでござるね。
【2024年版】全国のこいのぼり祭り・イベントをエリア別で紹介2024年最新版!全国50ヶ所以上のこいのぼり祭り・イベントをエリア別で網羅!春の空を泳ぐこいのぼりを楽しんでください!
また、「端午の節句」は中国古来の年中行事である「端午節」が由来で、鯉のぼり文化は、江戸時代の町人のアイデアで追加されたそうでござる。
したがって、他国には、日本のように鯉のぼりを揚げる風習はないようで、「男児の健やかな成長を願う」という発想も、日本独自だそうでござる。
当時は、武家社会が根付いていたからでござろうか?
加茂川の鯉のぼり関連施設
こちらの加茂川鯉のぼりオリジナルグッズ販売店「こいて」では、地域の名産品販売や情報の紹介を行っているそうです。
こいて -koite- | 加茂の土産物屋加茂川に鯉のぼりを泳がせる会を応援するための加茂川鯉のぼりオリジナルグッズ販売店『こいて』です
マカロニチップスなどの珍しい食べ物があったり、X(旧:twitter)の投稿も頻繁に更新されており、にぎやかな印象がありますね。
加茂川鯉のぼりまとめ
加茂川の鯉のぼりをより楽しむには、事前にイベントの情報やおすすめグッズ、過去の歴史や背景など、様々なことを知り、準備しておくと良いかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
また、記事作成に当たって情報を提供して頂いた方々に感謝いたします。
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